軽井沢の日本酒
社長の金原です
先日、軽井沢でお土産にご当地の日本酒を買ってきました
発酵食品に携わっているので、お土産は発酵モノになりがちです
(売り場POPの写真は撮影許可を頂いております)
日本酒はいくつかあったのですが、コチラを購入
「精米歩合39%」という一文に強いこだわり感じました
通常、「大吟醸」と言われるお酒は、米の精米歩合が50%以下であれば
「大吟醸」と謳えます
それ以上に精米することは、使える部分が減っていくので
コスト的には不利になります
参考までに、純米酒における精米歩合
大吟醸 50%以下
吟醸 60%以下
特別純米 60%以下
純米 規定なし
米の外側は雑味になるので、削れば削るほど
理論上、雑味のないお酒になります
50%で大吟醸を謳えるところを敢えて39%まで精米する
ココになんとなく勝手に作り手の想いを感じたのです
商品開発や商品製造を行う際の一番の“敵”はコストです
コスト度外視でモノづくりをすれば、大概美味いものは出来ますが
高くて売れないものになりがちです
そして、店員さんのお話ではかなり売れてるとのこと
コストといいものを作るというバランスが
取れたいい商品なのだなと思います
そのセンスをヤマヤのモノづくりにも取り入れたいという
考えもありました
発酵を学ぶと、日本酒の発酵過程は
大変繊細かつ複雑で、日本人だからこそ作り上げることの出来た
スーパーテクノロジーと感じます
こういった地域の酒蔵が生き残って、文化として
残っていって欲しいなと感じます
僭越ながら、ヤマヤも古くからの食文化を
守る会社として常に研究、前進が必要と感じた
瞬間でした
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