禁断のグルメ
2018/02/10
社長の金原です
世の中には色々なグルメがあり、「えっ！？ それ食っちゃうの！？」
というものが多く存在しますが、その中でも一番自分が衝撃を受けた
逸品をご紹介します
その名も、禁断のグルメ【フグの卵巣の糠漬け】です
ご存知のように、フグの卵巣、肝臓等の内臓は、種類にかかわらず
絶対に食べてはいけません
テトロドトキシンという毒が満載だからです
参考までにテトロドトキシンの毒性を明記すると
■1mｇでマウスを1万匹も死亡させることが出来る
■300℃以上に加熱しても分解されない
■ヒトの経口摂取による致死量は2–3mgで、これは
青酸カリの850倍の毒性…
なぜ、コレを食べようと思ったのでしょうか？
探究心というより、無謀のような氣もしますが…
コチラが美味しくいただける秘密は
塩漬け（1年）→糠漬け（1年半〜2年以上）
という製造過程を取るのですが
塩漬け期間に抜ける水分とともに
大部分のテトロドトキシンが抜け
その後、糠漬けされることで
同じく水分と一緒に毒が抜けると考えられているようです
しかしながら、塩漬けの塩水、糠漬けの糠の中の
テトロドトキシンも減少しているようです
では、抜けたテトロドトキシンの毒はどこへ？
となるのですが、糠の中の乳酸菌がテトロドトキシン
を分解するらしいのです
らしいというのは、実は科学的な解明はされてなく
解毒の過程は謎のままとのこと
結論は、なぜテトロドトキシンの毒が消えるか
分からないが、発酵の力じゃない？
ってことらしいです
肝心のお味は、濃厚でご飯のおかずや
酒の肴にいいようです
食べ方は浜納豆に似てますね
禁断のグルメもいいが、とりあえず浜納豆を食べてから
という方はコチラ
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